さる＆しか奈良だより

今日は中秋の名月。猿沢池のほとりにある采女神社のお祭りが、曇り空のもとで行われていました。

猿沢池のまわりには、露店が立ちならび、大勢の人で賑わっていました。

会社帰りに立ち寄った時はちょうど、猿沢池の上を管弦船がゆったりと回っているところでした。

帰り道、元興寺境内の横を通る時、虫の音の合唱が響いていました。家についてしばらくしてから、白く大きく光るおっ月さんが顔をのぞかせてくれました。空気がかなりひんやりしてきました。

朝晩、半袖では肌寒く感じるようになってきました。ひさびさにいい天気になってきたので、昼から、鹿の角切り見物と子供が学校へ持っていくためのバッタをとりに、奈良公園で出かけました。

奈良公園（飛火野園地）に着いたら、鹿の角切りはどうでもよくなって、バッタ探しに夢中になってしまいました。

どんどん歩いていって、最後は小川のほとりへ。しばらく虫を探したあとは、小川の流れに沿って奥へどんどん進んでいって、ちょっと探検気分。

歩いて帰る途中、浮き御堂のある鷺池の南にある天神社では、ちょうど秋祭りの最中でした。。御輿や、獅子舞、天狗さんなどが練り歩いていました。

おまけの写真。バッタさんはどこにいるでしょう？

下の子供の学校の宿題に、秋らしいものを見つけて日記に書いてきなさいとあったので、ひさびさに若草山にのぼってみることにしました。

一汗が吹き出たあと、涼しい風に吹かれながら奈良の町並みを見下ろすのは、何度経験してもいい気持ちです。

ススキの穂もまだ垂れ具合が浅く、木々の色づきもはじまったところで、子供にとっては、小さい秋を見つけたといったところでしょう。